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2005年9月20日 (火)

観劇のためのオペラグラス

 このシュミにハマったのをきっかけに、私もオペラグラスを購入しました。
 オペラグラスと言っても、正確には双眼鏡です。
 双眼鏡、というと、野鳥や天体の観察など、アウトドアなイメージがありますが、屋内で使うオペラグラスも、立派な双眼鏡の仲間です。カメラや眼鏡と同じ、繊細な光学機器ですから、趣味の道具として買うなら、ある程度の知識を持っていた方がいいかもしれません。以下、ちょっと(いや大分かも)長くなりますが、観劇用の双眼鏡選びについて、私が知り得た知識をまとめてみたいと思います。

 双眼鏡を選ぶとき、まず頭に浮かぶのは「倍率」なのではないかと思いますが、これ、決して高いほうが良い、というものではありませんので、注意が必要です。劇場で使うなら10倍以下でないと、実用的ではありません。「倍率が高い方が、よく見えるんではないか」と思いがちですが、基本的に、倍率が高くなるほど、視野が狭く、暗く、そして手ぶれを起こしやすくなります。
 ただでさえ暗い劇場内で、手持ちで使う訳ですから、あまりに高倍率な双眼鏡はお勧めしません。10倍というのは、手持ちで快適に使える限界が10倍位、ということなのだそうです。それ以上の倍率だと、三脚で固定しないと、視野がフラフラと揺れてしまい、とても覗いていられないのです。また、舞台上で動き回る役者さんを、狭い視野の中に捉えるのも大変だと思います。

 次に大きさと重さ。観劇に出かけるのに、ごっつい双眼鏡は持ちたくないですよね~。バッグの中からスッと取り出せる小ささ、そして、帰りにグッズやプログラムを買い込んでも、さほど負担にならない軽さが求められます。
 双眼鏡の大きさを決めるのは、「口径」と言われる、対物レンズ(覗かない方のレンズ)の大きさ(直径)です。口径が大きな方が、解像力や集光力が上がるので、性能としてはいいんですけど、バッグにしまえる大きさと言うと、20ミリ台が限界ではないでしょうか。まあ、大きさと軽さは、店頭で手に取ってみればわかりますので、観劇時に持つバッグに合わせて、許容範囲のものを選べばいいと思います。

 この「倍率」と「口径」ですが、双眼鏡のスペックとして「8×21」などと表示されています。前の方が倍率、後の方が口径(ミリ)です。ここまで述べた事から、観劇用の双眼鏡のスペックというのはだいたい、「10倍以下×20ミリ台まで」となるのではないでしょうか。

 後は、実際にお店(カメラ屋さん系列のディスカウントストアが、個人的にはお勧め)に行って、店頭に展示してある実物を手に取り、覗いてみて下さい。ピント合わせなどの操作がしやすいかどうかも、選ぶ時のポイントでしょう。また、眼鏡を使う方は、レンズと眼の距離によって、見え方が変わる事があるそうなので、いろいろ覗いてみて、見やすいものを選ぶといいと思います。
 同じスペックでも、いろいろなメーカーのものがあり、値段もバラツキがありますが、ここは誰でも知っている、大手メーカーのものを選んでおけば、間違いはないでしょう。あまりに安くて、得体の知れないものだと、レンズの質や本体の作りが劣悪だったりすることもあります。視野の周辺の歪みが大きかったり、左右の像が微妙にずれてたりすると、覗いていて気分が悪くなってしまう事だってあります…(双眼鏡酔い・経験者)。特に視野周辺の歪みは、明るい店内では気づきませんが、劇場だと結構気になることもあります。もちろん、激安で良い双眼鏡も、皆無ではないでしょうけど、それを見分けられるのは余程の双眼鏡マニアだと思うので、私たちはブランドに頼るのが吉、です。値段も、このクラスだと定価で15,000円前後のものが、ディスカウントで数千円で手に入るようです。私も近所のディスカウントストアで、国内某メーカー製の、8×21のもの(定価14,000円)を、半値くらいで買いました。

 話は変わりますが、ネットで「オペラグラス」と検索をかけると、今までに述べてきたような双眼鏡ではなく、もっと小さくて安くてチャチなものか、あるいはアンティークっぽくて高級感漂うものが引っかかってきます。これは、「オペラグラス」と呼ばれるものは、厳密には「ガリレオ式双眼鏡」といって、今まで述べてきた一般的な双眼鏡(プリズム式双眼鏡 といいます)とは違うからです。プリズム式より構造が簡単で、そのため安価で軽量、小型ですが、あまり高倍率のものは作られず、3倍位のものが多いです。帝劇でも売っている、1000円くらいでパカッと開くヤツなんかはこの部類(チャチい方ね)です。
 3倍って、実際に使った事は無いのですが、1階後方や2階席での観劇時には、ちょっと物足りないんじゃないかと思って、「オペラグラス」は最初から選択肢から外してきました。帝劇で貸し出しているのも、8倍の普通の双眼鏡だし。でももしかすると、割と前方の席でも、役者さんの表情を追いたいとか、端の方の席で、舞台の反対側を見たいとか、帝劇ほどの大劇場じゃない時とか、そういう所でのニーズがあるのかなあ、と思ったりします。
 そもそも劇場用だから「オペラ」グラスなのであって、軽くて小型、低倍率=視野が広くて明るい、という、確かに観劇には申し分無いはずなのです。本当のアンティークものもある位ですから、昔からの本流としては、むしろこちらなのかもしれません。大劇場の後ろの方から、高倍率の双眼鏡で贔屓の役者さんを追いかけるという、そういう楽しみ方をするようになったのは、もしかすると最近の事なのかな、と思います。
 洒落たオペラグラスを片手でひょいと持ちながらの(手持ち用の棒みたいのが、付いているのがあるんですよね)、優雅~♪な観劇スタイルにも、ちょっと憧れますね。
(もう最近はチケット貧乏で、着るものにもあまり頓着しなくなってきたからなあ…)

 この記事は、呉女さまのブログの記事「オペラグラス」をきっかけに書かせていただきました。
 双眼鏡についての知識を教えていただいたのは、双眼鏡愛好会様の「双眼鏡入門」「双眼鏡の選び方」というページです。

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観劇/鑑賞記」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです~ お、覚えてらっしゃいますでしょうか???

実は先日、念願かなって東宝エリザ、見てまいりました
宝塚から入ったもので、ぜんぜん予備知識を入れず
見てきたので、なかなかのカルチャーショックでございました

さて、オペラグラス
観劇初心者は、「初めての帝劇~♪東宝エリザ~♪」
と、浮かれて出かけたため、チケットは忘れなかった物の、オペラグラスを忘れて帝劇の貸し出しを借りました
補償金5000円に結構びっくりしましたが、
400円は助かりました
でも、眼鏡の私にはちょっと見にくかったかな~?
(まぁ、コレはどのオペラグラスでも一緒なんですけどね ウチのはもっと平べったいので、あの厚みがちょっと持ちにくかったかな)

ただいまは、勢いで買ってしまった完全ライブ版両バージョンを聞いて記憶を反芻しております
う~ん、2004年版のダイジェストも買っておくべきだったか・・・・

出来れば山口トートも見たかったですが、さすがに
もう定価では手に入らないだろうなぁ、残念

佐藤沙樹さま

 お久しぶりです、もちろん覚えておりますとも~!
 東宝エリザご観劇、おめでとうございます~\(^o^)/ 
 いやあ、どうしたかな~と思っていたんです。チケット争奪戦のあまりの激しさに、断念されてしまったかなあ、って。
 ヅカ版からいきなりの東宝版は、確かにカルチャーショックの連続だったのではないかと、お察しいたします。宝塚には無かった場面もあったと思いますが、それがまた、私には堪らないんですよね…。うう、私の観劇日はあさってです、楽しみだー!
 2004年のダイジェスト版、個人的には、内野さんのは、機会があったら聴いていただきたい…というのも、完全ライブ盤の時と、04年とでは、歌の上手さが全然違うんです、ハイ;
 一応ファンである私も、昔のライブ盤は買ってなかったりする…。ホント、歌に関しては内野さん、発展途上の方なので~、なるべく最近のものを聴いていただきたいという、内野ファンの切なる願いです(苦笑)。
 それ以外でも、04年版からは「私が踊る時」が加わっていますので(逆にライブ版には入っている「夢とうつつの狭間に」がなくなっている)、よろしければ是非。
 まあでも、純粋に耳で楽しむなら、山口さんの方をお勧めいたします。舞台で見ると、内野さんとはまた全然違う帝王っぷりなので、是非こちらもご覧になっていただきたいですが…おっしゃるとおり、なかなか難しいものがありますよね。いつかまた、機会が訪れることをお祈りしちゃいます。

 オペラグラス、長くなってしまうので本文では省いたんですけど、メガネの方は、「アイレリーフ」っていう、覗く位置からレンズまでの長さが結構重要らしいのですよ。レンズの周りにゴムの縁がついてて、それを折り曲げたり、あるいは接眼レンズ側がスライドできる筒状になっていて、それでアイレリーフを調節できるものもあるようです。
 私自身がメガネ使用者じゃないので、このあたりはお店の人とかに聞いた方がいいかもしれません。

akikoさま、コメントありがとうございます
一時は東宝エリザ、完璧にあきらめていたんですが、オークションで定価ぐらいでゲットできました
うぅ、やっぱり頑張ってもう一枚取って置くんだったかなぁ~
日程的にこの後は、チケットも争奪戦になりそうだし、行けそうにないのでちょっと心残り・・(^^;;)
来年もやってください>東宝さん

akikoさんは明日なのですね レポートを楽しみにしております

2004年のダイジェスト版、やはり買っておけば良かった~
そんなに変わっている物かわからなかったので・・・
あれって、普段は何処で売っているんでしょうか?
帝劇だけの販売なんでしょうか?

東宝版、カルチャーショックの大半は、こんな場面があったのか、と言うよりもやはり「こういう見せかたしているんだ」という感じでしょうか?
宝塚版はかなり変形、と言う話は聞いていましたし、もともとのドイツ版に近いのかな?と思っていたら、以外にヅカ版にも通じていたと言うあたりでなかなか混乱が(^^;;)
あとは、場面がコロコロ変わっちゃうのでついていくのが大変だったり・・・
でも、楽しめましたよ 来年もあったら、是非頑張ってチケット取ります!
というか、ここまで来たらいっそドイツ版でも見に行くか?という気も・・・。5月ぐらいにやっているんなら、ホワイトアスパラ食べに行くついでに観劇、と言う手もあるかなぁ?とか・・・
野望は果てなく・・・・

来年もあるようだったら、そろそろちゃんとしたオペラグラスも買っちゃおうかな?
メガネでも見やすいの、探してみようかしら?


あきこさま
いつもたいへんたいへんお世話になっております。
やっと少し肩の重荷をおろし(自分で勝手に背負ってただけのアホですが)、ほっとしてこちらに来ることができました。いつもフォローを入れていただいたり、こちらでもご紹介いただいてりして、本当に感謝しております。

正直、私もオペラグラスの話で盛り上がるとは思っていませんでした。貴重な研究成果をご披露していただきありがとうございます。
そうそう、私もレンタルのオペラグラスというと、昔(いつの時代が自分でも忘れました)東京宝塚劇場のものが、格好はいいけど倍率は低くて物足りなかったんです。あれがいわゆる「オペラグラス」、ガリレオ式のなんですね。だから今の帝劇のもあの類と思い込んでいたら、帝劇のは立派な双眼鏡。どうりでよく見えたわけです。
先日どうも見にくい、と思って左右の目の間隔を少し変えてみたら、それだけでずいぶん観やすくなりました。
マイオペラグラスはずいぶん歪みが出てきている気がするので、こちらを参考に新しいマイオペラ探しの旅にでも出ようかと思っています。今月はそのヒマがないので、レンタルで通します。

確か、あきこさんの観劇は明日でしたね~。楽しみですね~。今晩は眠れますでしょうか?
私は連休中はちょっくら現世に戻りますので行き違いになってしまいますが、戻ってきたら、またよろしくお願いします~~。

>佐藤沙樹さま
 東宝ミュージカルのCDは、帝劇の売店、もしくは通信販売で買えますよ。通信販売については、東宝のHPに掲載されていますので、ご参照下さい。
 日本のエリザベートは宝塚から始まっていますし、演出も同じ小池氏によりますから、通ずるものはあるでしょうね。特にあの、長髪&白塗りのヴィジュアル系トート閣下は、宝塚を経由していなければ、ああはならなかっただろうなと思います。ウィーンの閣下なんて、あっさりしてて日本のエリザファンには物足りないくらいですよ。
 エリザベートの舞台は、上演される国によって、演出が結構違うらしいので、いつか見比べてみたい…と、私も夢は果てしないです(笑)。

>呉女さま
 こちらこそ、いつも楽しませていただいています。呉女さまのところはさすが、万人に優しいブログなので、コメントされる方も多いですよね。丁寧にレスを返してくださる呉女さまの労力も大変だろうな…と思いつつ、きっとまたコメントしてしまう私をお許し下さい(苦笑)。
 オペラグラスは…考えてみたら私、高校生の頃天文部に在籍してまして、双眼鏡とか望遠鏡とか、いじったことがあったのですよ。オペラグラスのことを調べていて、「ああ、そういえば…」って、深~いところに眠っていた記憶が蘇りました。あのころは空の星、そして今は舞台上のスター達を追いかけているとは、実は私もあんまり変わっていないのかもしれません。
 明日はいよいよ異界に行ってまいりますv
 ええ、おととい位から、既に眠れぬ夜を過ごしておりますが、明日に備えて今日くらいは早く寝ようと思います。
 また、観劇の余韻に浸りつつ、呉女さまのところへ伺いますね♪

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