2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 地震 | トップページ | 給料日だ! »

2005年10月24日 (月)

マニアですいません。

すいません、今日は多分、誰もわからない話題です。
かろうじて、堺雅人さんが主人公の声を演じているというあたりで
うっすらと演劇界にも繋がっている(かもしれないけどきっと気のせい)、
DVDアニメ「戦闘妖精雪風」が、3年半の月日をかけてついに完結、
既に買ってはあったのですが、ようやく今日、
最後の5巻を見る事が出来ました。

「戦闘妖精雪風」は、日本を代表するSF作家、神林長平氏の小説です。
まあ、かなりハードなSFです。
ある日突然、地球に侵攻して来た未知の異星体「ジャム」と戦う、
地球防衛機構フェアリィ空軍(FAF)のパイロット、
深井零とその愛機「雪風」を中心とした話。
表紙と題名だけ見ると、単なる戦争モノか、
軍事オタク的な話かと思うけど、さにあらず。
テーマは「コミュニケーション」。(だと思う:超私見;;)
人と人、人と機械、人とジャム(未知のもの)、ジャムと機械…
なかなかに哲学的な問いかけが溢れているのです。

このDVDは、原作を元にした別作品に仕上がっていますが、
監督やスタッフの、原作に対する愛情が、とにかく深いので、
原作のエッセンスはしっかり残しつつ、
映像、音、全てにこだわり抜いた、素晴らしいものになりました。
正に、マニアにはたまらんのです。

深いのは、スタッフの愛情だけではなく、そのマニア度。
ここら辺は、私のツボではないのですが(と一応予防線を張る;)、
戦闘機などのメカニックにも、かなりこだわっている作品で、
監督や製作スタッフは、航空自衛隊の基地まで、
実際に取材に行ったそうです。
飛行中の映像や音なども、多分かなりリアルに作られていて、
航空機・戦闘機マニアにとってもたまらんのだと思います。
飛行機オタクではない私が見てもスゴイと思うし、
完成されたメカニックの美しさ、っていうんでしょうか、
そういうものまでも感じさせる出来です。
そういうものが作れてしまうくらい、
スタッフのマニア度は高い。

堺雅人さんも、5巻完結のインタビューで言っています。
「すごくマニアックな人達が、マニアックなものを作っている、
という感じで(はい、その通りです;;)、
正直『これわかる人が、日本にいるのかな〜』って思った」
…すいません、ここにいます(笑)。

「周りがスゴイ人ばかりなので(すごいマニア、ってことか;)
僕がここにいるのは何かの間違いだろうと…」
わははは、このコメントには笑っちゃいました。
まさにオタクの中の一般人!気の毒!

しかし、堺さんのような方が、いきなりこんな、
マニアックな作品に参加されたなんて、今思うとすごーい。
NHKの大河ドラマに出てたんだよ?新撰組のヤマナミさんだよ??
繊細なお声が、主人公のイメージにとても合っていて、
ファンとしてはとっても嬉しいのですよ。

堺さんのファンの方は、このDVD、買ったのかな…
例え買ったとしても、訳わかんなかっただろうなー。
雪風は、神林氏の作品の中でも難しい方だし、
DVDはさらに、原作を読んだ人にしか多分わからない、
不親切な(マニアにとっては贅沢な)作りなので。

でも、氏の作品には楽しくて軽ーく読めるのもあります。
うっかり「雪風」買っちゃって後悔している堺さんファンのあなた、
これを読むべし!ドタバタコメディで、かなり軽く読めます。
「敵は海賊・猫達の饗宴」
海賊課刑事のラテル、黒猫型宇宙人アプロ、
A級知性体の宇宙船ラジェンドラのトリオが繰り広げる、
ドタバタコメディで、SFを読み慣れない人でも軽く読めます。
私もかつて、これで神林ワールドにハマったのです。

雪風がどれだけマニアックなのか、覗いてみたい人は、
戦闘妖精雪風公式サイトへどうぞ。
管理人はこんなシュミも持っています;;;
(あ、でも決して「戦闘機好き」とかじゃないの。
 単純に神林氏のファンなのです)

ちなみに神林氏は、戦闘機の話を書きたかったけど、
人を殺す道具としては書きたくなかったので、
生物かどうかすらわからない、未知の異星体「ジャム」と
戦わせることにしたんだそうです。
結果、「未知なる物に対して、私たちはどのように対峙するのか」
という根底のテーマが生まれたのです。

« 地震 | トップページ | 給料日だ! »

神林長平」カテゴリの記事

観劇/鑑賞記」カテゴリの記事

コメント

あら〜、ネタがわかる私もマニアでしょうか?
でも、雪風は、最初の奴しか読んでいなくて(最近新しいのがでましたよね?最近って言っても、1〜2年前かと思いますが・・・)アニメも見ていないんですが(^^;;)
初心者おすすめの敵は海賊シリーズは結構好き
こっちの方が、マニアかも知れない「敵は海賊」アニメのファンだったり(^^;;)仕事もしたさ〜♪
「天愛」といい、マニアの方向性が似ているんでしょうか???

さとうさき様〜〜、すごいです!!
 天愛と雪風の両方がわかる人が、私以外にもいらしたなんて!
 なんか、両極端じゃないですか、天愛とかウィーンとか、エリザベートの耽美な世界と、神林氏の世界って。我ながら、なんでこんなに違いすぎるものにハマるんだろう、って思いますもの。
 雪風や海賊シリーズ以外の作品も、ご存知だったりしますか…?(どきどき)

「敵は海賊」、もちろんアニメも持ってますとも。
ラジェンドラの声が男性だったのが、軽くショックだったんですが;
(勝手に女声だと思ってた…カーリー・ドゥルガーが女声、っていうのはオッケーだったんですが)
お仕事?何かアニメ版に関わるお仕事されたんですか〜?
そ、それは是非、お話伺いたいものです!

 「雪風」は20年くらい前、作者のデビュー直後に書かれた作品ですが、そう、年齢を経た作者の視点で多少書き換えられた「戦闘妖精・雪風<改>」と、その続編「グッドラック 戦闘妖精・雪風」が出たんですよ。グッドラックの方、気が向いたら是非お読みになって下さい、零と雪風が、なかなかスゴい事になってますからv


あきこさん、こんにちわ!
そんなに感激して頂けると同志としてうれしいです(^^;;)
確かに、天愛と雪風、普通の人には天と地ほどもちがうかも、ですが・・・・やっぱりあんまりいないか(^^;;)
そっか、SF読む女の人は多いけど、天愛まではいかないかなぁ?男のマンガ好きでも、天愛は読んでいない、よねぇ?(^^;;)

ともあれ、神林氏の作品は10年ほど前のモノまでは一応全部読んでいるはず・・・
ただ、すごいなぁ、と思いつつ、雪風進化系の哲学っぽい作品は合わなくて、あまり読まなくなりました
敵は海賊、くらいが合っているみたいです
アニメもお持ちとは、実は神林マニアでしたか?あきこさん!
知らない人も多いのでは?!
そうなんです こどもが産まれるまでアニメの仕事をしておりました
敵は海賊は、海外リテークがすごくて(^^;;)などど、業界話しか知りませんが・・・・
あの、猫になったラジェンドラは可愛かった(?)です
一応、ファンでしたので、神林氏のファンイベントに行ったりして、お会いしたこともあります(^^;;)ダカラなんだって話ですが・・・・

そっか、やっぱり、新しい雪風も読んでみるかなぁ?
良い、と言う話は聞いていたモノの、アニメと同時期(?)で今ひとつノリに付いていけずに未読だったんですが・・・
今度読んでみますね アニメも、見てみようかな?

はい、マニアですf(^_^;) しかも夫婦で;;;
ハヤカワ文庫はほとんど全部持ってると思います。
(ハードカバーはね、高いから持ってない…)
一応、「同盟」にも入っております。(それは私だけ)
ファンイベントには行った事ないんですけど、
雪風アニメの試写会で、ご本人を拝見した事はあります。

「敵は海賊」シリーズは、何といってもあの、
「1人と1匹と1艦」の漫才コンビが愛おしいですよね♪
最強の海賊、ヨウメイもかっこいいし。
猫ラジェンドラ…(^m^)
まさか鋼鉄の宇宙船が、猫になるとは。
それも、ラジェンドラが限りなく「人間らしい」、
A級知性体だからこそそうなった、というあたりが
神林ワールドなのですよね。
アニメの方は、割と最近、入手したんですよ。
前から存在は知ってたんですけど、
1、2年前にDVDになったようなので、早速。
さき様がお仕事で関わっていらしたとは〜、
いやはや、スゴイです。
ものを作るお仕事って、尊敬します〜♪

最近の氏の作品は、確かに哲学的なテーマが
より濃くなって来ているような気がします。
作者も年齢を重ねて、思弁的になられたのでしょうか。
でも、海賊シリーズのような、勢い良く、心地よく、
既成の世界をぶっ壊してくれるようなのも、
また読みたいと思う今日この頃。
…また、海賊シリーズの新作を出してくれないかなあ。

長々と失礼しました、つい嬉しくて♪
いつか、神林系のコンテンツも作ってみたいという、
野望だけは密かに持っておりますv

う〜む、マニアだ!

ご夫婦で、神林ファンとは・・・
もしかして、SF大会などに行かれたりしていらっしゃるとか???ドキドキ・・・・
いや、私は最近は行きませんが・・・・

そうなんですよ、私はどうも、精神的なモノよりは、
がっつり人間くさい方が好きらしいです
そんなわけで、谷甲州の航空宇宙軍史シリーズの方が神林氏の作品より合っているようです
(ま、ますます天愛やらエリザベートからは離れてきている気が・・・)

もしかして、名前だけはご存じかしら?ウチの夫婦は谷甲州がいなかったら出会っていなかった、と思います
そうです、谷さんのファンクラブで知り合いましたよ(^^;;)
まごうことなく、オタク、というかマニアな夫婦です(^^;;)
でも、やっぱり谷さんも、私は10年くらいまで作品が好きなのだった
最近のは読んでいない・・・
割とマンガ家も作家も、初期作品は好きだけど、と言うパターンも多い
そうでない人もいるけどね・・・(加藤さんはどれも好き〜、でも最近単行本がでないよね?描いていないのかしら?)

あぁ、きっと、私たち二人以外は訳わからない会話だな・・・
スミマセン〜

今でも好きだけど、最近とってもメジャーになってしまったびっくりは、梶尾真治さん〜
ハチャメチャも、リリカルも、ご本人も大好き〜♪だったりします

あぁっ、SFマニアの様な名前がぞろぞろと・・・・

ここはSFマニアのブログか?という感じの今週ですな(笑)。
ピンポイントでこの記事だけ妙に、異質なんですけど、ははは。

すみません、神林さんだけのピンポイントなファンなので、
他のSF作家さんはあまり知らないのですよー。
読んだと言えるのは、新井素子くらい?それも随分昔の;
谷甲州さんは、たまたま、神林さんがSFマガジンで
「膚の下」(はだえのした)を連載されていた時に、
やはり谷さんが連載していたのを、読んだ事があります。
題名、なんだっけな…何か、動物が進化するような話…
ごめんなさい、そんな程度です。

そうですか、さき様のところは谷さん夫婦なのですね(^^)
ウチの場合は、まず私がハマって、
その私の蔵書をダンナが読んでハマって、という感じ。
実は天愛も、そうやっていつの間にか読まれてたんです;;;
突然、「このマンガ、面白いね〜」と言われた日には、
ちょっと血の気が引きましたよ…。まさか読むとは(- -;)
いや、歴史好きなんでね、それ以外の要素には、
さすがにハマらなかったようです(ハマられても困るし;)。

ああでも、さき様とお話し出来たおかげで、
久々にまた、神林ワールドを堪能したくなりました。
年内は、観劇の方はじっとガマンをする予定なので
(いいのか?本当にいいのか?と激しく自問中ですが;)、
読書にいそしもうかなー。それもいいな、うん♪

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94330/6540003

この記事へのトラックバック一覧です: マニアですいません。:

« 地震 | トップページ | 給料日だ! »