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2006年8月 7日 (月)

MOVIN' OUT

 珍しく、来日物のミュージカルを見て参りました。…てか、初めてです。来日物。
 ビリー・ジョエルの曲を使い、歌に出てくる人物がそのまま、物語の主人公になっているということで、今回は珍しくダンナを誘っての観劇となりました。ビリー・ジョエルは、私達夫婦の数少ない共通の趣向なのです;あわよくば、これで舞台というものの面白さを少しでもわかってもらえれば、という欲もあり;;
 そうでなければ、私自身はそんなに「見に行こう!」とはならなかったと思うので、内容に一抹の不安を覚えつつも、猛暑の中、東京厚生年金会館へ行ってまいりました。

 いつも見ているミュージカルとはまたちょっと違う、「ダンス・ミュージカル」って言うらしいです。
 舞台の2階に生のロックバンドが入り、その中央にはグランドピアノに向かう「ピアノマン」が、ビリー・ジョエルの曲を弾き、歌う。その下で、役者達が、トワイラ・サープによる振付で踊り、演じる、というもの。
 台詞は一言も無く、舞台装置も至ってシンプルで、役者達の動きと、ビリー・ジョエルのメロディと歌詞とが、物語を紡いでいきます。
 「曇りの無い青春~ベトナム戦争~挫折からの再生」の物語、アメリカ人には、自分の事のように共感できる人も多いのかもしれません。
 舞台両脇の電光掲示板に、歌詞の日本語訳がでますが、元々、ビリー・ジョエルの歌には、物語性があって、いろいろな人生の断片がちりばめられているものも多いので、曲を知っているファンならば、前奏を聴いた段階でイメージがパァーッ…と広がって、登場人物のキャラクターをつかんだり、物語の中に容易に入っていけたことでしょう。私も、アルバム「イノセントマン」位まではしっかり追いかけてましたので、バッチリです♪
 圧巻だったのは、「グッドナイト・サイゴン」。題名の通り、ベトナム戦争に行った元兵士の回想という、重い内容の歌です。劇中でも、戦争から帰還した主人公が、その悪夢にさいなまれる、という場面で使われていました。元々の歌の力も大きいと思うけど、役者さんのダンスと表現が、曲の持つメッセージをより引き立てていたように思いました。ティーンの頃は、あまり意味がわからずに聞いていた歌ですが、久々に聴いて(見て)、改めてその重さが伝わってきたような。…戦争は、よくない!と素直に思える場面でした。
 入れ込んで見た反動か、次の場面では、使われてた歌も比較的新しくて知らなかったので、ちょっとウトウトしちゃいました;ごめん;;
 もちろん、「アップタウンガール」などのポップで明るいナンバーも楽しく見せてくれましたし、「怒れる若者」は、ピアノもダンスも躍動感に溢れていました。「踊り付きのコンサート」といった側面もあったように思います。2列くらい前のお客さんは、好きな曲がかかるたび、大喜びで頭の上で拍手して、ノリノリでした(笑)。

 ダンスの良し悪しについては、あまり見る目の無い私ですが、主人公エディを演じたラスタ・トーマスが凄い、というのはわかりました。ダンス好きな人なら、もっとその良さがわかるのではないでしょうか。
 ここで白状しますが、実は最後まで、主人公を含む男性主要キャストの3人の区別がつかなかったんです;;
 人の顔を…とりわけ、外国の方のお顔を見分けるのは、とても苦手でして…。しゃべらないから余計にわからなかったのよ(言い訳)。
 「あの、トニー役の人、踊りが上手かったねえ!」とか言っていたんですが、よくよく見たらエディだった;
 まあ、それでも大筋、支障はなかったです、ハイ。

 あと、やっぱり2階のピアノマンが凄い!2時間、休憩はあるけど、歌いっぱなし、弾きっぱなし!ダブルキャストではあったけど、あの調子で1ヶ月を超える公演期間をぶっ通すのですから、ものすごい喉の強さなのでしょうね!二人とも、ビリーの曲が大好きなのだとか。もちろんそうじゃないと勤まらないとは思うけど、そんな彼らだからこそ、歌のメッセージもよく伝わってくるのでしょう。ちなみに、ロックバンドとピアノマンの選定には、ビリージョエル本人がやはり関わったそうです。んーでも確かに、ビリージョエルの曲を、自在に弾きこなし、歌いこなせたら、気持ちがいいでしょうね♪
 総じて、ビリー・ジョエルファンなら楽しめる舞台だった…のかな?ファンじゃない人の目線がわからないので、何とも言えないのですが、曲を知らないと、字幕ばっかり追ってしまって、あまり舞台に集中できないような気はします。来日もの全般に言えるのかもしれませんが。(あらかじめ内容を知っていないと…?)

 見終わったダンナは、「60年代と70年代で、ちゃんと服装が変わっていたのが凄い!ちゃんと調べてるんだ」と感心しておりました。いやそれ、一応舞台とかドラマ作りの基本だと思うんだけど…。うん、まあ、史実ものが好きなら、次は「ミス・サイゴン」かウィーン版エリザベートを観にいこうよ、と伏線を引いておきましたv(ウィーン版、というところがミソです。お耽美な東宝版より、シニカルな要素の強い、ご本家ものの方が、男性は好みかもしれません)
 あわよくば、こっちの世界にズルズルズル…といくかどうか。あまり期待はしてませんが、計画を練るのは楽しいです♪

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