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2007年3月 6日 (火)

風林火山 第9回

 今回は、晴信の心の動きが、なかなかに見応えのある回でした。

 海ノ口城を落とした後、城を空っぽにして引き上げようというのは、信虎に自分を責め立てる口実を作るためでした。非の打ち所の無い戦をして、信虎のプライドを傷つけてしまう事を恐れたのですね。「父上に殺されとうない…」と板垣に本音を漏らす場面は、ちょっと切なかったです。身内が争う事も珍しくなかったこの時代ですが、実の父から身を守らなければならないというのはやっぱり、辛いですよね。
 そしてその通りに、城を引き上げてきた晴信を家臣達の面前で叱り、殴り倒す信虎です;
 それに対して晴信は「それがしの拙き戦ぶりを、かように重く受け止めていただき、恐悦至極・・」「父上の教えを、身を以て示したまで」などと落ち着いて答え、堂々と退席して行きます。
 お見事なんですが、信虎にしてみれば、ますます「かっっわいくない奴!!!」と言った所でしょうか(笑)。何にしても、信虎がひと月以上も落とせなかった城を、少ない手勢で一晩の内に落としてしまったのですから、その事だけでももう、かなりの打撃でしょうけどね。
 その数年後、晴信の追放をほのめかす信虎、そしてついに、その父に謀反を起こす事を、晴信は決意します。

 今回、勘助はあまり出てきませんでしたが・・・
 冒頭で天井裏に潜んで、晴信と板垣の会話を聞き、信虎との確執や、その為に敢えて「うつけ」の振りをしていることを知り、何かに感じ入ったような表情を見せた勘助。「あの若殿はやはり、うつけではなかった」という思いと同時に、親に受け入れられない晴信の孤独・・・自分とは身分も境遇も違うけれど、同じような孤独感を、感じ取ったのかもしれません。
 最初に晴信に会った時の「あの若造が!!本当の失望を知らぬ、青二才が!!!」という思いは、時を経て随分変わってきたのではないでしょうか。
 でも直後、平蔵の放った矢によって、晴信たちに見つかってしまい、勘助にとっては討たれるよりも屈辱的な仕打ちを受けてしまいます。引き上げて行く板垣に「お討ちくだされ・・・これでは生き恥でござる」と懇願しますが、板垣は「自ら地獄へ参れ(ニヤリ)」と、一度は取り上げた勘助の脇差し?を投げてよこして去ってしまうのです。
 あの(ニヤリ)は痛いよなーー、なんでそこで笑うかな、とちょっと思ったのですが、つまりはそれだけ、命を取らずに捨て置いた事が、勘助の心に大ダメージを与えた事を確信していたのでしょうね。もう、こいつは無害だ、と安心したのかもしれません。
 武田を苦しめた敵方の軍師が勘助だったと知り、晴信が一度は「武田の家臣にはなれぬか?」と聞いた時には「それだけは命にかえても阻みまする!」と血相変えていましたから、勘助の能力を認めつつも、武田家にとってはかなりの危険人物と警戒したのでしょう。すごいな、勘助。
 腑抜けにされてしまった勘助、ラストでは酒瓶片手に千鳥足で、駿府の街をフラフラしていました。め、目が死んでる・・・。なんだかどんどん、武田家仕官の道からは遠ざかっているような;

 さて次回、お互いを追放しようと画策する、信虎と晴信サイドの駆け引きが楽しみです。久々に、今川家の人々も登場しそうです。勘助は・・・どうなるんでしょうか??
 
 

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風林火山ですが、山本勘助(内野聖陽)が武田晴信(市川亀治郎)の捕虜になる辺りから始まりますが、勘助は海ノ口城も落ち、とりあえず自ら武田晴信の前に投降するわけです。意外な再会に驚く晴信と板垣信方(千葉真一)ですが、何と海ノ口城の捕虜から「そいつは殿様を誑かした軍師だ!」と意外な裏切りにあいます。(風林火山、第9話・勘助討たれるの感想、以下に続きます)... [続きを読む]

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