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2009年1月12日 (月)

成人の日コンサート 2009

追記しました(1/18)

今年も行って参りました、

みずほフィナンシャルグループ
サントリーホール「第20回成人の日コンサート2009」

何と、井上芳雄君が、歌いました!
(今日は歌わないだろうと、勝手に思っていたんです。去年の浦井君も歌わなかったので)

公演概要は以下の通り。

【第1部】
ナタン・ミルシテイン:パガニーニアーナ(無伴奏ヴァイオリン・ソロのための)
  ヴァイオリン:正戸里佳

狂言「棒縛」
  茂山宗彦(狂言師)
  茂山逸平(狂言師)、他
 (太郎冠者:茂山宗彦、次郎冠者:茂山逸平、主:茂山七五三)
仕舞「高砂」
  狩野了一(能楽師)、他
 (地頭:長島茂、地謡:内田成信、金子敬一郎、大島輝久)

【第2部】
モーツァルト『フィガロの結婚』式への招待~ケルビーノの式次第
  (演奏会形式、イタリア語/日本語字幕付)
  佐藤しのぶ(ソプラノ)
  小林沙羅(ソプラノ)
  大山大輔(バス・バリトン)
  与那城敬(バリトン)
  井上芳雄(俳優・歌手)
  指揮:井上道義
  管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
  構成台本・演出:田尾下哲

 今年もトップバッターは新成人アーティスト、赤いドレスに身を包んだ、女性奏者による無伴奏ヴァイオリン・ソロです。
 ヴァイオリンって…イメージだけじゃなく、実際にものすごく華やかな楽器なんだなーと思いました。
 楽器の事は良く知らないのですが、単純に考えても弦が4本?5本?あって、弓でその中の1本だけを弾く事も出来るし、何本か一緒に弾けば和音になる訳でしょ。
 音色も、真っ直ぐな音、ビブラートのかかった音、弾くような音、いろいろな音を出す事が出来て、それを更に組み合わせて一度に弾いていたり、ソロとは思えない複雑さ。
 技術的にもものすごく難しい事をしているんだなという事は、素人の私にもわかりました。一体どうやって弾いているんだろうと、思わずオペラグラスで手元を覗いてしまいましたよ。見たからってわかるはずもないけど(笑)。
 今年も新成人のもの凄い技を見せていただきました。

 お次は初めて見る、狂言と能です。最初に、後見の方が簡単にあらすじ等を解説してくれました。
 狂言は解説された通り確かに喜劇、説明を受けていたからセリフも割と分かったし、動きや表情が滑稽で楽しかったです。会場も結構笑ってました。
 能の仕舞「高砂」は、結婚式で有名な「高砂や〜」の事でした。思えば、「高砂や〜」=結婚式の効果音、みたいな認識はありましたが、そうか、能の一部だったんだ。結夫婦愛と長寿を言祝ぐ、大変おめでたい能なのだそうです。
 第二幕が「フィガロの結婚」なので、それに引っ掛けて解説してましたが、いや渋い!渋すぎる!!西洋の軟派なカップルにはもったいないわと思えてしまう(笑)。
 今回は楽器も無く、男性4人と役者?が歌う…と言うのではなく、謡うのみ。歌舞伎とはまた、全く違う世界なんだなあというのがわかっただけでも勉強になりました。

 休憩をはさんで、「フィガロの結婚」です。
 井上芳雄君が扮する、美少年の小姓ケルビーノは、普通はメゾソプラノの女性歌手が演じるのだそうです。で、芳雄君はこのケルビーノの歌を2曲、ソロで歌ってました!「自分が自分でわからない」「恋とはどんなものかしら」です。
 芳雄君が歌いだした時にはまさか!とビックリしましたが、なかなか貴重な機会だわこれは、と思いました。サントリーホールで芳雄君がオペラですよ。
 今回はこういう演奏会形式だし、通常は女性歌手の役だし、という変則の変則、という感じで許されたんですかねー。もちろん、芸大出身という芳雄君の経歴も大きいと思いますが。てか、そういう下地が無ければ歌えないですよね、多分。
 それにしても芳雄君は今、博多でミス・サイゴンの最中だと思うんですが、いつ練習したんでしょうね!?
 …等々、いろんな事が頭をよぎりましたが、なかなか上手かったのではないかしら〜、多少の身びいき(?)はあるとしても。マイクを通さない生声でしたので、声量という点ではやはり、オペラ歌手の方々には敵いませんけどね。
 芳雄君としては、大先輩方の手前、緊張したんじゃないでしょうかね(笑)。
 でも皆さん、芳雄君のことを温かく見て下さっていたようで、身内としては(勝手に身内扱い;)ひたすら感謝の思いです。
 でもでも、芳雄君の美味しいところはこれだけではありませんでしたよ。
 狂言回しという、アドリブ的要素の大きな役、トーク上手な芳雄君にはピッタリです。コミカルなセリフや動きで客席を笑わせていましたし、カーテンコールでは指揮者の井上道義氏に何故だかすごく弄られてましたし(同姓だからか?)。
 「フィガロの結婚」はいろいろドタバタした挙句、最後はハッピーエンドになりますので、芳雄君@ケルビーノが最後のクライマックスに向けて「Happy Wedding!!」と何度か叫んでいたのが、何となく「Wedding Singer」を思い出させて楽しい気分になったりもしました。
 そんなこんなで2幕はすっかり、芳雄君にロック・オン状態な私でありました(笑)。

 それにしても、成人式の日にこうやってサントリーホールにやってくる新成人って、実はなかなかいないですよね。もちろん会場に皆無ではなかったけれど、観客の多くは私を含め、とうの昔に成人式は終わってるはずの世代。
 自分の事を振り返っても、成人の日って、着物着せてもらって写真取って、親戚の所を回って最後に家族で鍋かなんか食べて、と、優雅にコンサートなんかに出かけるようなカルチャーは無かったですよ。
 主催者側の「ご招待」客も多そうな雰囲気だし、ミュージカル好きで芳雄君目当てに来ている私のような客は…おそらく一番の「庶民」と見た(笑)。
 
 とはいえ、年の初めにこうして華やかな気分に浸って、ポピュラーで上質な洋物・和物をちょっとずつつまめる、まるでおせち料理のようなコンサート、なかなかいいなと思います。
 来年は子どもと行きたいなー。

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