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カテゴリー「神林長平」の18件の記事

2009年8月25日 (火)

SFマガジン10月号

Sfm
 今日発売のSFマガジン、神林長平デビュー30周年記念特集が組まれています。
 インタビューやいろいろな人達によるエッセイ(若手の作家さん達なのだろうけど、知らないんだ…ゴメン)、全著作ガイドなど、読み応えありそうだし保存版ですね、これは。
 あとでじっくり読もう♪

2009年8月23日 (日)

書き下ろしがあった♪

 既出作品ばかりかと思っていたら、書き下ろしが1編含まれていました。
 嬉しい♪
 

2009年8月13日 (木)

海賊再読。

 ババ抜きじゃないんだけど、最後にそれを引いたら負け、みたいなゲームを娘と母と私と3人でやっていて。
「要は負けなきゃいいのよ。そうすれば勝てる」
 …なんか、海賊ヨウメイみたいな言い草だな、と自分で思いました(^^ゞ

 最近は「敵は海賊」シリーズの再読週間となっていて、さすがに「猫達の響宴」は読みすぎているので飛ばし、それ以外を出版年順に立て続けに読み倒してきたせいで、だいぶ頭の中が浸食されているようです。
 明日からは、ようやく最新刊の「敵は海賊・正義の眼」に取りかかります。
 これ実は、10年ぶりのシリーズ新刊だー、と期待した割にはあまりドタバタしてなくてちょっと残念だったんですよね。再読で何か新たな発見があるといいなあ。

2009年8月 3日 (月)

うーん。

 小躍りして喜んだ「敵は海賊・短編版」ですが、どうも既出の短編を集めただけみたいだなあ。

〈作家デビュー30周年記念出版第2弾敵は海賊シリーズ初の短篇集〉海賊版ではない本家「敵は海賊」、伝説の女海賊を描く「わが名はジュティ、文句あるか」、雪風との競演「被書空間」まで4篇を収録

 ここに出ている3つのタイトルはどれも、他の短編集や雪風の解析マニュアル本で読んだ事があるなあ。残りの1つは何だろう?書き下ろしだと嬉しいんだけど…。スケジュール的にそれは無理な気もする。ちょろっと書き溜めた小話とか、ないんですか〜、先生!
 もう、「敵は海賊」シリーズに関しては、渇望しすぎて敢えて忘れている位なので、中途半端にその渇きを思い出すと辛いっす;
 

2009年8月 1日 (土)

サイン会&敵は海賊短編版!?

 行ってきました、アキバの本屋。
 やー、神林ファンって、どんな人達が来るのかなーと思いましたが、やはり男性が中心、でも思ったより女性も多くて嬉しかったな。女性2人とかで来ている人もいましたね〜。女性で神林ファンでお友達同士なんて羨ましい!年齢層は30〜40代を中心に、もっと若い人も、年配の人もいた感じ。
 イベント専用のフロア、衝立ての手前に整理番号順の列が出来てました。1人ずつ、衝立ての向こう側に進んでサインをしてもらうようです。みんな「アンブロークンアロー」の本を小脇に抱えて、静かに待ってました。順番が近づくと、うーん、やっぱり緊張するなあ(^^ゞ
 サインと一緒に書いてもらう自分の名前を、あらかじめメモに書いて本と一緒に渡すのですが、私の名前を見た神林先生はひと言「…画数が多い…(苦笑)^^;」
 す、すすすみませんっ!
 しかもきっと、先生といえどもあまりお目にかかった事の無いであろう、レアな漢字なので、書くのにちょっと悩ませてしまいました。
 せっかくの機会なので、直接感想をお伝えしたく、でも名前とサインを書いて下さっている間は声かけちゃ悪いかなー、と思ったので、書き終わったタイミングですかさず、「あの、読むの大変だったんですけど、ラストがすごく良かったです」と言ったら、「ホントですか、ありがとうございます。カッコ良かったですか!?」と嬉しそうでした♪ 当たり前かもしれないけど、書いたものを褒められたら嬉しいんですね、先生ほどの作家さんでも。
 はい〜、それはもう、痺れましたよ。…って言えれば良かったんですけど、まさかそんなに嬉しそうに聞き返されるとは思ってもいなかったのと、あまり喋っちゃ次の人に悪いよね、と変に気を回しまして、オウム返しに「はい、カッコ良かったです、ありがとうございます」と頷きながら後ずさるように退場(^^;

 いやでも、感想を伝えられて良かった、喜んでいただけたみたいで良かった♪私は結構本番に弱くて、こういう時にちゃんと何かを言えない事の方が多いので、すごい達成感です(笑)。

 ところでこのサイン会は、「神林長平デビュー30周年記念イベント第1弾」だったんですよね。ってことは、第2弾、第3弾があるんでしょうか、早川書房さん!…と思っていたら、早速メールマガジンで情報が。

 …8月には《戦闘妖精・雪風》とならぶ人気シリーズ《敵は海賊》初の短篇集『敵は海賊・短篇版』が刊行され、SFマガジン10月号ではインタビュウ、ブックガイドなどからなる記念特集が組まれる予定です(8月25日発売)。

 きゃあきゃあ、海賊だ!海賊だーー!!
 この夏はやっぱり読書です、海賊ですっ!!!
 そうだよー、雪風ばっかりじゃなくて、海賊もたまにはお願いします♪

2009年7月30日 (木)

無謀にも、アンブロークンアローについて書いてみた。

 人間は、起きている時は常に、何かを考えていたり、思い出したりしていて、その意識の流れを止める事は困難だ。仕事中や人と話している時はもちろん、ボーッとしている時ですら、いつの間にか好きでもないCMソングが頭の中をぐるぐる回っていたりして、意識する、しないに関わらず思考の働きは止まらない。
 それらを逐一言語化していたら、それはそれは膨大な量になってしまう。
 今回の雪風は、全編を通してそんな感じなのだ。 
 例を挙げれば…

 ジャム機を捕獲しようとした雪風が、突然消える。
 事態が把握出来ない中、ジャム機の捕獲を続行し、雪風の捜索命令を即座には出さなかったクーリィ准将に対して、ブッカー少佐は疑念を抱く。ジャム機の捕獲のためなら、雪風を犠牲にしてもいいと思っているのかと。
 自分が信頼していたような人間ではなかったのか、という思いを抱いて、ブッカー少佐は厳しい目でクーリィ准将を見つめる。
 クーリィ准将がその視線に気付き、何故だろうと少佐と目を合わせ、声をかける。厳しい視線の意味を問い、そうではない、と少佐の誤解を解く。

 …要約すればこれだけ↑のシーンに、10ページ以上を使っている。
 まずはブッカー視点で、次にクーリィ准将の視点で、視線を交わした瞬間にそれぞれの心の中をよぎる思い、その拠り所となる相手との関わりの歴史や記憶、思わぬ所で影響している自分の中の個人的な経験やコンプレックス。湧き上がる感情とその理由、思考の流れが、きっちりと言語化されているのだ。
 何故なら、そうすることが、ジャムに勝つために必要だから。

 雪風が突然消えたり、かと思うと捕獲したはずのジャム機がいつの間にか雪風になっていたり、行方不明になったのは実は雪風じゃなくて特殊戦の司令本部の方だったり、今まで隣で一緒に行動していたはずの人がいなくなって別の人が現れたり、地上にいたはずが、振り向いたら飛行中の戦闘機上でジャムと交戦中だったり。
 その場にいる者の意識によって、くるくると変容してしまう現実。
 明らかにジャムによって引き起こされた、この異常な状況の中で、特殊戦の人間達は思考の過程を言語化して確定し、共有する事で、事態を打開する方法を模索する。
 で、人間達をそのように導いたのが、雪風・・・ってことになるのかな?
 いや、違うな。
 雪風も、単独ではこの状況を抜け出せないと知って、ジャムが仕掛けたトリックを逆に利用しながら、FAFの人間と共闘しようとした、ってことかな。
 ジャムは人間というよりは機械に近いかもしれないということなので、雪風にはジャムが仕掛けたトリックがどんなものなのか、人間よりは理解出来るのかもしれない。

 最終的には、自分とは何なのか、そして何をしたいのか。
 それを自ら決定する強い意志が現実を固定し、ジャムに対抗する力になる。
 だから、戦闘機械の雪風単独ではダメで、深井零を初めとする人間が必要になるのだ。
 「おれは人間だ。これが、人間だ。わかったか、ジャム。」(深井零)
 そんな思いを込めて、FAFの、ひいては人類と地球の存亡をかけて飛び続ける零と雪風のラストシーンは、「…カッコいい…!」のひと言。
 偶然=必然、という成り行きで雪風と零に邂逅したリン・ジャクスン、羨ましいぞ。私もあの視点で雪風を見てみたい…!
 いやいや、それはきっと、地球人代表としての彼女だからこそ、迎えられた瞬間だったのだろう。

 改めて、ジャムとは、その目的とは何なのだろう。
 ジャムに寝返ったロンバート大佐が言う所の「リアル世界」がジャムの世界なのだとしたら、それは「猶予の月」でも書かれた、時間が存在せず、無数の事象を選択可能な「超静止空間」みたいなものなのかな、とも思うが、それはまだハッキリとは示されていない。
 この物語、果たしてどんな結末…どんな世界の完成を見るのだろうか。


  すべては変わりゆく
  だが恐れるな、友よ
  何も失われていない

 …改めて巻頭のエピグラムを読むと、
  また痺れるのです…!

2009年7月29日 (水)

感謝。

 神林作品を読み始めたきっかけは、今は亡き友人が貸してくれたこの本でした。あまりに面白くて、当時出ていた神林作品を片っ端から読破したのでした。
 その友人がこれを貸そうと思わなかったら、私の人生に「神林長平」という文字は無かったんだと思うと、すごいありがとぉぉお!!という気持ちです。

2009年7月25日 (土)

神林ファンのもどかしさ

連続投稿〜♪
Twitterでもつぶやいたけど、それじゃ足りずにやっぱり連続投稿しちゃう。

 神林氏の本には、必ず「巻頭の辞」みたいなのがあって、それがいつも短い言葉の中にその作品の世界観が凝縮されていて感銘を受けるのですが、今回もそれがお見事!

 すべては変わりゆく
 だが恐れるな、友よ
 何も失われていない

 …いやすごい、ホントに。
 この短いたった3行で、物語の主題が表されている。
 何か、純粋な結晶を見せられたような感じで鳥肌立ちました。

 神林氏が書く世界観というのは、読んで頭で理解するのが時々とても難しい時があって、私などはそういう時は、細かい事の理解は横に置いといて、雰囲気というかエッセンスみたいなものを感じ取る事で良しとして、先へ進んで行きます。
 左脳で理解するのはあきらめて、右脳でとりあえず流して行く感じ。
 それでも、面白いんですよね。物語の続きを求めて一気に読んでしまう。

 だから読み終われば「面白かった!」って満足するんだけど、細かい設定とかよく覚えてないし、言語化出来るほど自分の中で理解/消化出来てないから、話の内容を人に説明しようと思っても上手く出来ない、つまり自分でもどこがそんなに面白いのかハッキリ言語化出来なくて、いつももどかしい思いをしています。

(それって、多くの神林ファンがそうなのかもしれなくて、だからあまり世の中の多くの人には知られない、それどころかファン同士であっても、語り合う事が難しいんじゃないかな、多分。言葉にならないんだもん。これだけネットが普及しても、ファンサイトとかもほとんど見当たらないし。そのあたりが、メジャーにはなっていない原因かもしれないなあ…)

 そのもどかしさが、この3行ですごい解放される感じ。
 そうそう、そういう事なのよ、って、自分としては納得出来る。

 …ああでも、自分で書いてて思う。
 絶対これって、人にはわかってもらえない…_| ̄|○
 こんなに面白いのに、感動したのに、人にはうまく説明出来ない。
 きっと、ファンはみんなそう感じてる…のかもしれない。

雪風&整理券GET!

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 神林長平

 昼休みに地下鉄に飛び乗って、アキバの本屋で手に入れました。
 もちろん、サイン会の整理券も無事GET!

 SFは神林長平しか読まないのでよく分からないのですが、一応日本のSF作家の中ではもう大御所的な存在なのではないかと思うんですね。でも、あまり知られていないような気がするし、マニアックな匂いがするし(笑)、サイン会って言ってもどれだけの人が、どれだけの熱意で整理券を求めにくるのか、ちょっと想像がつかなかったんです。
 整理券の配布は書店が開く10時頃からしていたようですが、朝イチで行かなきゃならないほどではないだろう、でも仕事が終わってから行ったら遅すぎるかなあ、とか。150枚という配布枚数も、多いんだか少ないんだかよくわからないし。
 で、間を取って昼休みに行ったのですが、整理券番号を見たら、ちょうど半分を少し超えた辺りでした。この時間でまだ1ケタ台とかだったらさすがにファンとしては寂しいし、配布終了してたらそれはそれで悔しかったと思うので、二重の意味でホッとしました。

 この雪風第三部は、2006年4月から、数ヶ月に1回という頻度でSFマガジンに連載されてきて、先月ようやく完結したものですから、何かもう話の細部を忘れてしまっています。
 こうして1冊の本になって、もう一度まとめてじっくり読み返せるのが嬉しい♪
 サイン会は8月1日、それまでに読んでおきたいなあ^^

2009年7月 8日 (水)

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風

ちゃんと紹介しとこう。

アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風 1,680円 神林 長平(著)

ISBN: 978-4-15-209051-5 刊行日: 2009/07/24

地球のジャーナリスト、リン・ジャクスンに届いた手紙は、ジャムと結託してFAFを支配したロンバート大佐から人類への、宣戦布告だった。『戦闘妖精・雪風〈改〉』『グッドラック』に続く第3作

 今まで文庫だったのに、なんでいきなり単行本な訳!?
 …というツッコミはさておき。
 SFマガジンに載ってた広告によると、「神林長平デビュー30周年記念イベント第1弾」として、「『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』刊行記念サイン会」が、8月1日、アキバの本屋で行われるらしいです。いずれ、早川書房のHPで告知されるみたい。
 うわー、行っちゃおうかな〜。久々に血が騒ぐ感覚。
 神林作品に出会って、かれこれ20年位経ちますが(エリザやウィーンに入れ込むより、実はずっと前からなのよね^^;)、最近はまたいろいろと読み直す中で、随所に新たなメッセージを感じていた所でした。

 うーん、いずれ文庫になるんだろうけど、それまで待てそうにないなあ。
 予約して買って、それと既出の文庫本抱えていそいそとアキバに出かける自分の姿が容易に想像出来てしまうわ;

 ああでも、ジャムとの戦闘に決着はついてないのよね。
 だから、雪風自体はまだ続くと考えていいのかな。

 わたしの持つペンは、まだ折れてはいない。

 …って最後に書いてあるし(by リン・ジャクスン)。